発達障害の弱点を克服するために悪戦苦闘

2024年4月・・・ブログ再開。三日坊主にならないよう頑張ろうとするが・・・不器用に人生を生きています。「人間社会も弱肉強食」であり、自分は望まぬとも食われる側の人間になっています。腐りきったバッドエンドに抗いたい!

【10年前の日記】先日の合コン(後編)

みなさん、コメントありがとうございます。
約束通り後編を書きます。


そして本戦


時間の5分前に男性陣は戦地に到着。
状況を確認。

その飲み屋において鍋のコースで予約を取っていたらしい。
M野氏によると「一人確実にモンスターが混じってるけどゴメンネ」
とのこと。
この歳になってそういうセリフを吐くとは!w

10分遅れて女性陣が到着。
ふむふむ・・・モンスターって・・・あの子かな?


敵軍の戦力分析(こういうの書くと女の子からの評判下がるよねー)

A子
発起人の一人。M野、Hと前回の街コンで知り合い、
今回の合コンを企画。
比較的キレイめな子、テンションは低め
落ち着いている。

B子
「合コンあるよ」の言葉についてきた子。
細身の美人系。テンションは低め。
割とオタクっぽかったりして、
まさおとしてはウマが合いそうだったが・・・
・・・後におかしな方向へとずれていく

C子
「合コンあるよ」の言葉についてきた子。
ノリがよくテンションが高い体育会系。
M野氏いわく「モンスター」
痩せても・・・・残念ながら美人にはなれないであろう。

D子
発起人の一人。M野、Hと前回の街コンで知り合い、
今回の合コンを企画。ノリがよくテンション高めで
ふくよかな感じ(かなり褒めてます)痩せれば可愛いと思う。
「合コンやろう!」と一番意気込んでいたらしい。実際モテるらしい。



で、まず乾杯。
ちょっと飲んでトイレから帰ってくると、そこに期待のイケメンHくんがいた。
ゆるいパーマをあてた感じの髪型で比較的小柄なイケメンだった。
抜群のトーク力やいかに??


布陣
 
  A B C D
   □□□□
  H ま M田 M野



A子「仕事は何やってるんですか?」


M野「厨房とか食堂とかの衛生管理関係です」

M田「SEです」

僕「今流行りのリサイクル業です」

H「GEOの店員です(笑)」


あれ?HくんはM野と同じ害虫駆除系の仕事だったはずだが、
コレもトークテクニックか??
それにしてもM野もモロに「害虫駆除」と言わずに柔らかい表現にまとめたなw
コイツ、慣れてやがる!(*゚∀゚*)
僕が「今流行りの~」と言ったのは自虐的要素である。
最近あったでしょ?九州の殺人事件。あれに絡めたんです。
でも、あまり認知度が高くなく不発!>_<)・・・イテテ
みんなニュース見ろよ!(´Д`)
この布石は失敗。


そして戦場は左右で2:2の戦いに分断された。
M野、M田チームはスポーツ系女子(C子、D子)の
ノリノリな話を聞く側に回っている。

こちらはというと・・・・
A子「今、レンタルの一位はどんな作品なの?」

H「アナ雪かな」

A子「じゃあ、2位は?」

H「わかんない」

A子「ちょっと、なんで店員なのにわかんないの?(笑)」

H「いや、俺はあまり熱心な社員じゃないからさ」
 てか、まさかホントにGEOの店員だと思ったの?」

B子「・・・・。」

Hのこの一言がまずかった。
この日の流れを大きく悪い方向へ変えてしまう一言だった。

B子「じゃあ、GEOの店員じゃないの?」

H「そんなわけないじゃんw」

周り「・・・あはは(^^;」

B子「え?全然笑えないんだけど(-.-;)」



まずい!なんだかまずい流れになってしまったぞ!



B子「普通、初対面で自己紹介するときにそういう嘘って言わないよね?」
  あなたもそう思わない?」

と、Hの隣にいた僕に振ってきた!

ビクッ!(>_<)

僕に振らないでくれ(>_<)

僕「あ、あぁ、まぁ、そうだよね・・・僕はやらない・・・かなぁ(´Д`)」


ひーー!逃げ出したいよ、この空気!(>_<)


H「悪かったよ、でも俺は場の空気を盛り上げようと思って・・・」

B子「は?だからってそういう嘘言うの?信じらんない」

H「だって君たち静かじゃない?隣の2人はあんなに盛り上がってるのに」

A子「私たちはそういう人なんだよ」

H「・・・すいません」
僕「・・・なんていうか、すいません」

何故か謝ってしまう僕。
こんなところでも被害者体質「まさお的宿星の定め」を
大いに発揮することになるとは。
被害者体質の検索ワード
(被害者、巻き添え、誤爆、しなくていい苦労、流れ弾、不運、主犯じゃない、
 誘爆、普段はしないのに、被弾率、道連れ、私はやってない潔白だ)


B子「いや、あなたは謝らなくていいから。全ての元凶は彼だからね」

H「でもさ、そんなに怒ることなくない?」

B子「怒るよね?こっちが真面目に正直に自分たちのこと話してるのに
  そっちは嘘言うんでしょ?
  しかも遅刻してきてるし馬鹿にしてるとしか思えないよね?」

H「いや、俺はM野さんの引き立て役だからさ、どうでもいいの。
 俺のことはあまり気にしなくていいんですよ」

B子「そうですか?じゃあ私たちもどうでもいいんですね!」


ぎゃーーー!
悪夢だ・・・こんなに険悪な雰囲気の飲み会になったことないよー(>_<)


その後、Hくんは一人でそっぽ向きながらタバコをふかしていた。
自業自得だけど、その隣の僕はいたたまれない気持ちでトークに参加していた。
あぁ、お腹が痛くなりそうだ・・・


途中のトイレでM野と一緒になった。

M野「可愛い子がそっちに集中してるね。モンスターは俺らが引き受けてるけど」

僕「でも話はそっちのほうが楽しそうだよね、こっちは雲行きが怪しいよ」

M野「それは思った、これは布陣を失敗したかな?」

そうだろう。
自軍の特徴を把握している唯一の人間が端っこに座ってしまうから
戦力分断が起こるのである。
彼が真ん中の席に座ればオールラウンダーとして右に左に活躍できるのだ。



その後、話の流れは、何故か期待値の低かったM田くんが
三国志とか封神演義のウンチクを語りだして、
アニメ「封神演義」が好きなA子、B子が乗ってきて話はそれなりに弾んだ。
「スープーシャン!あのカバみたいなやつ可愛いよね」とか
「黄天化がかっこいい」とか
妲己ちゃんがすごく可愛い」とか。
V系好きな僕としては「王天君かっこいい」と言いたかったが、
それを言ったところで絶対に盛り上がらない方向に進むのは
目に見えていたのでパス。
そう、ここはV系オフ会ではないのだ。
TPOをわきまえた発言をしなくてはなりませんな(´・ω・`)

C子、D子(体育会系女子)は歴史系やアニメの話には全然ついてきてなかった。
まぁ、昔から女子は苦手な人も多いよね歴史。
漫画の話でスラムダンクが出てきたが、これすらも危ういらしい。
体育会系なのにスラダンも知らないとなると・・・・
でも、この場面は比較的盛り上がった。
・・・・・隅っこの方でタバコをふかしているHくんを除いて。

しかし話はアジアつながりで韓国旅行の話になり、
これは女子だけで完全に盛り上がってた。
やべぇ、男性陣誰もついていけず。
いや、合コンに来て同性だけで話盛り上がっちゃうのってダメでしょ?
それとも考えたくはないが、こっちにそれだけの魅力がなかったってことか?(>_<)
韓国に関する話の引き出しを僕は持っていない。
台湾だったらそこそこ太刀打ちできるのに!
あと韓国と言うと・・・急いで考えろ!俺!

そうだ!野々村議員の記者会見で水を飲むシーン!
あれって韓国の飲み方なんだよね!手で覆いながら飲むやつ。
すかさず食い下がる。

まさお「それにしても野々村議員おもしろかったよねー!
    今年のニュースは逸材ぞろいだよね!」

B子「え、あれキモいだけじゃん」

まさお「あ、そう?・・・ははは(´Д` )」


まだだっ!
しかしここで「トンスル!」と唱えたところで自爆するのは目に見えている。
手詰まりじゃ!(>_<)
終了。まさお撃沈。
沈没船(>_<)
逃げた船長はHくんです。


そんなところで試合終了。

合コンが終わり、店を出たあと、女子は女子でかたまり、
H以外の男子がそのあとを歩いていくことになった。
Hは何処かへ消えた。

なに?この惨めな絵 (>_<)


その後のM野との反省会。

M野「ごめんね、こんなことになってしまって。あれはHが悪かったよ」

僕「それにしてもB子ちゃんの怒りは怖かったね」

M野「Hも良かれと思って言ってたんだけど、
  B子は曲がったことが嫌いなんだろうね」

僕「裏目に出ちゃったか・・・ラインIDとか聞いてないよ、繋げられないね」

M野「こんなの繋げないよ!ハズレハズレ!」

僕「おいおい(^^;」

M野「今日は誰も勝者がいない。」



勝利も敗北もないまま孤独なレースは続いてく~ BY Mr.Children

・・・いや、全員歯医者だよ。
ちゃんと歯石取ってもらおうよ。


ネタバレ
そもそもこの合コンをするにあたってHは初めから
あまり乗り気ではなかったらしい。
理由は「可愛い子が来なさそうだから」とのこと。
今回の彼としてはM野のバックアップはするけども
「自分はあまり関わらなくてもいいや」というスタンスだったらしい。
だから遅刻したのか。
結局、主力だと思っていたHは地雷になってしまった(>_<)
あの発言さえしなければ・・・・
職業偽装は危険。

M野に関しては、前回、A子のことを「いいな」と思ったけど、
今回合コンして「そうでもなかったな」に変わったらしい。

M田くんは後半のトークで意外な活躍をしてみせた。
これは天晴れだと思った。

そして我らがまさおは・・・だだ滑りだった。
ザザ降り、ザザ鳴り。・・・ダダ滑り。 BY Plastic Tree


















































M野「今度また合コン誘うね」

あれ?この言葉って・・・・ええ、彼の言葉を信じますよ、僕は。