自分は発達障害の度合いでいうと、
いわゆる「グレーゾーン」のレベルくらいだと思うのだが、
健常者のグループでの集団生活においては少し目立ってしまう。
そこで、「異分子を排除しよう」的な考えの人がいると、
ターゲットにされてしまうことが多い。
ここに自分よりも強めの発達障害、もしくは悪目立ちする人が入ってくると
状況は変わってくる。
マンガ黒子のバスケ終盤に出てくる「影の薄さ上書き」に似たような現象が起きる。
ターゲットがそちらに移り、「異分子排除集団」が自分を仲間に引き入れようとするのだ。
目立ったほうがターゲット。
その状態だと、「自分は健常者なんじゃないか?」と錯覚することがある。
そうやって誤った認識で生きてきてしまったため、
「自分が発達障害寄りだ」ということに気づくのに時間がかかってしまったのかもしれない。